家づくりコラム

COLUMN

冬場は寒いって本当?吹き抜けに対するマイナスイメージとは

こんにちは!
イシンホーム水戸ひたちなか店の大須賀工務店です。

皆様は、吹き抜けのある家に対して
どんなイメージをお持ちですか?

「開放感があって明るい」
「大空間のおしゃれなLDKがつくれる」といった
良いイメージがある一方で、
「広いから冬場はエアコンが効きづらくて寒いのでは…」など、
ネガティブイメージを持つ人もいるかもしれません。

広くても暖かい吹き抜けを実現することは可能なのでしょうか?
寒くなる原因と対策をご紹介します。

吹き抜けが寒いと言われる理由

そもそも、なぜ吹き抜けは寒いと言われるのでしょうか?

寒くなる原因としては、「コールドドラフト」という現象が
挙げられます。

コールドドラフトとは、暖かい空気は上に、冷たい空気は下に
流れていく現象のことです。暖かい空気は冷たい空気よりも軽いため、
部屋の天井付近に溜まりやすく、反対に冷たい空気は床の方へ
流れていってしまいます。

すると、暖房をつけているのに足元が冷えて
寒さを感じやすくなってしまうのです。

天井が高くて空間の広い吹き抜けの場合、
このコールドドラフト現象が顕著に現れてしまうため、
「吹き抜けは寒い」というイメージが広まってしまったのでしょう。

暖かい吹き抜けをつくるためのポイント

このコールドドラフト現象を緩和して暖かい吹き抜けをつくるためには、
次の方法があります。

①家の断熱性・気密性を高めてエアコンを効きやすくする

外の寒さの影響を受けにくい断熱性・気密性の高い家をつくれば、
冷えをかなり軽減できます。イシンホームでは
「オール樹脂サッシ断熱ガス入りLow-Eガラス」「7層の断熱屋根」
「壁吹付断熱」「基礎断熱」によって高い断熱性・気密性を実現しています!

②「熱交換換気システム」を採用する

換気をする際に室内で暖めた空気が外へ逃げてしまうのを防ぐには、
給排気時に空気の温度をコントロールする「熱交換換気システム」を
採用するのがお勧めです。イシンホームでは標準搭載されています!

③シーリングファンを設置して空気を循環させる

シーリングファンをつけて空気を循環させることで、
室内の温度の偏りを解消することができます。

④床暖房やホットカーペットで温もりを足す

足元の冷えを和らげるために、
床暖房やホットカーペットなどを取り入れるのも手です。

⑤エアコン効率を高める冷暖房システムを追加する

遠赤外線を利用した輻射式冷暖房システム「エコウィン」など、
エアコン効率を高めることのできる設備もあります。

⑥間取りや窓の配置の工夫で室内が冷えるのを防ぐ

キッチンやダイニングを区切って空間の広がりを制限する、
窓から自然光をうまく取り入れて太陽の光で室内を暖めるなど、
間取りの工夫で寒さを軽減することも可能です。

暖かい吹き抜けを実現した実例をご紹介!

それでは、暖かい吹き抜けを実現した例をご紹介しましょう。

こちらのK様邸の吹き抜けは、
2階の窓と1階にある大開口の掃き出し窓から
明るい自然光を取り入れることで、より開放感のある空間を
実現しました。

輻射式冷暖房システム「エコウィン」を取り入れているため、
真冬もポカポカ暖かいとご好評いただいています♪

こちらのN様邸も、2階部分まで広く見渡せる
大きな吹き抜けが圧巻です。

これだけの大空間をつくっても、断熱等級6、
UA値0.43を達成することができました!

シーリングファンもついているので
暖かい空気を満遍なく行き渡らせることができます。

ひたちなか六ツ野展示場にも、エコウィン&シーリングファンを搭載した
大きな吹き抜けがあります。

暖かさを体感してみたい方は、ぜひご来場ください♪

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