家づくりコラム

COLUMN

こんにちは。イシンホーム水戸・ひたちなか店を運営する、株式会社大須賀工務店です。

「帰宅してから、家の中をきれいに保つまでの動き」は、
毎日のことだからこそ、設計によって負担が大きく変わります。

この記事では、水戸・ひたちなかで注文住宅を検討中の方に向けて、
「気合いで落とす」から「家のつくりで減らす」へと発想を変えるための、
4つの考え方と、当社が採用している標準装備の構成をご紹介します。

帰宅後の動きを、4つの考え方で整理する

家の中をきれいに保つ流れは、次の4つに分けて考えると整理しやすくなります。

① 持ち込ませない(玄関)=帰宅動線を短くし、上着を掛ける場所を玄関にまとめる
② 触れる前に洗う(水まわり)=手洗い・うがいを、室内に入る前の動きに組み込む
③ 入れ替えながら保つ(換気)=窓を開けずに空気を入れ替える仕組みを選ぶ
④ お手入れしやすくする(仕上げ)=毎日触れる面に、ケアを想定した仕様を選ぶ

1と2が「入り口で止める」備え、3と4が「家じゅうで保つ」備えです。
ここまでは、どこの家でも応用できる考え方です。

考え方を、家のつくりに落とし込む

STEP1 持ち込ませない(玄関)

帰宅した瞬間、衣服には花粉やホコリが付着しています。
これを室内に持ち込む前に、玄関でどう扱うかが最初の分岐点です。

考え方は2つです。「玄関に掛けておく場所をつくる」ことと、「屋外や土間で払う習慣をつくる」こと。
この2つが帰宅動線上に並んでいると、室内へ入る前にひと手間を置ける配置になります。

当社が採用している標準装備には、玄関のコートクロークに二酸化チタン(光触媒)の壁紙を使用した仕様があります。
コートや上着を掛けておく収納空間そのものに配慮した設計です。

玄関の土間から室内へ続く動線。(施工イメージ)

STEP2 触れる前に洗う(水まわり)

玄関を抜けたあとに待っているのが、手洗いとうがいです。
ここを動線の最初に置くと、室内へ入る前の習慣になります。

当社が採用している標準装備では、家じゅうの水をナノバブルウォーター化しています。
ナノバブルとは、1μm未満の非常に微細な気泡のことです(規格上の名称は「ウルトラファインバブル」)。
超微細な泡を発生させる装置を配管に直接設置し、家じゅうの水がナノバブル化する仕組みです。

洗浄・節水・配管の維持といった用途が想定された設備です。

当社のコラムでも家の水丸ごとナノバブルとしてご紹介しています。

帰宅の手洗いは、一日の汚れを落とす最初のステップ

STEP3 入れ替えながら保つ(換気)

窓を開ければ空気は入れ替わりますが、同時に外から花粉やPM2.5も入ってきます。
しかも高断熱の家では、開け放つと冷暖房の効果が逃げてしまいます。

そこで、窓を開けずに空気を入れ替える仕組みを選ぶという考え方になります。
熱を捨てずに換気できる点が、高断熱の家との相性を考えるうえでのポイントです。

当社が採用している標準装備では、熱回収型の24時間換気システムを採用しています。
給気側にフィルター、給気口にプラズマイオン発生装置、床に排気口を設けた仕様です。

床に設けた排気口。たまりやすいハウスダストを排出します

STEP4 お手入れしやすくする(仕上げ)

最後は、毎日触れる面と、空気に働く仕様です。
ここは「汚れを防ぐ」ではなく、「お手入れを想定して選ぶ」という考え方で整理します。

当社が採用している標準装備には、次のような仕様が含まれています。

・抗菌フローリング:抗菌・抗ウイルス性の有機系塗装でコーティングした床材
・抗ウイルスドアノブ:室内ドアのレバーハンドルと引手の塗装仕様
・抗ウイルス床トイレ:トイレの床面に採用したシート仕様
・エコエアUV+:UV-A(紫外線)と光触媒(二酸化チタン)を組み合わせた空気清浄の仕組み

抗菌・抗ウイルスは、菌・ウイルスへの作用を想定した仕様です。
水垢や石けんカスなどの一般的な汚れの付きにくさとは、性質が異なります。



当社が採用している標準装備(名称のご紹介)

記事中でご紹介した設備を一覧にまとめます。

設備役割として想定されていること
玄関除菌クリーンルーム(光触媒壁紙)コート・靴など衣類の除菌に配慮した収納(光触媒で有害物質を分解・無害化)
ナノバブルウォーター家じゅうの水の洗浄・節水・配管の維持
熱回収型24時間換気(給気フィルター・プラズマイオン・床排気)熱を捨てずに換気し、給気側で花粉・PM2.5を捕集
抗菌フローリング/抗ウイルスドアノブ/抗ウイルス床トイレ/エコエアUV+触れる面・空気の菌・ウイルスへの配慮

当社の設備紹介は家計に優しい高性能設備のページでご確認いただけます。


水戸・ひたちなかで、この考え方が向いている理由

水戸・ひたちなかエリアの暮らしには、次のような特徴があります。

① 花粉の飛散期間が長い
関東の平野部はスギ・ヒノキ花粉の飛散が多く、スギは2月から4月、
ヒノキは4月をピークに5月ごろまで、外出後の衣服に花粉が付着しやすい環境です。
玄関でひと手間を置く設計は、この時期に意味を持ちます。

② 車移動が中心
公共交通より車での移動が主流の地域では、帰宅動線が「玄関に直行」になりがちです。
玄関に収納と手洗いの導線をまとめておくと、家事の動きそのものが短くなります。

③ 冬は乾燥し、換気と暖房の両立が課題
換気をすると暖房の効きが落ちる——この悩みに対して、熱回収型の換気は有効な選択肢のひとつです。
冬でも換気を我慢せずに済みます。

④ 水まわりの掃除負担が大きい
水垢・石けんカス・配管のぬめりといった汚れは、共働き世帯には大きな負担です。
家じゅうの水に手を加えておくことは、日々のお手入れを考えたときの選択肢のひとつになります。


住まい手が、今日からできる工夫

設計に加えて、暮らし方でもできることはあります。
こちらは設備を問わず、どなたでも取り入れられる工夫です。

・玄関で上着を脱ぎ、屋外や土間で花粉を払ってから室内へ入る
・手洗い・うがいを、室内へ入る前の習慣にする
・花粉の時期は、洗濯物を部屋干しにする
・床は、こまめに拭き掃除をする(ハウスダストは床にたまりやすいため)
・換気のフィルターは、定期的にメンテナンスする


よくある質問(FAQ)

Q1. ナノバブルウォーターは、普通の水道水と何が違うのですか?

A. 1μm未満の微細な気泡を含む水である点が違いです。
超微細な泡を発生させる装置を配管に直接設置し、家じゅうの水に気泡を含ませます。
見た目は通常の水とほとんど変わりません。

Q2. 玄関クリーンルームを導入すれば、花粉症の症状は改善しますか?

A. 玄関クリーンルームは、コートクローク内の菌・ウイルスなどへの作用に配慮した仕様で、花粉を直接除去する設備ではありません。
花粉対策は、給気側のフィルターと、玄関で上着を脱いで払う習慣で行います。
症状でお悩みの場合は、医療機関へのご相談をおすすめします。

Q3. 換気のフィルターは、自分で交換が必要ですか?

A. フィルターは定期的なメンテナンスが必要です。
交換時期は使用環境によって異なりますので、引き渡し時にご案内するほか、アフターサービスでもご相談いただけます。

Q4. 水戸・ひたちなかで建てられますか?

A. 当社は水戸市・ひたちなか市を中心に、那珂市・笠間市・日立市など茨城県央地域を施工エリアとしています。
エリア外の場合はお問い合わせ時にご確認ください。


見学会・相談会を毎月開催しています

クリーン設計は、言葉で聞くより実際の家で確かめるのが一番わかりやすいものです。
当社では、モデルハウス見学会や完成見学会を定期的に開催しています。
玄関の収納や手洗いの導線、換気の仕組みをご覧いただき、水まわりの設備や家事動線のご相談も承ります。


・本記事は、設備の効果を説明するものではなく、「考え方」と「標準採用している設備の構成」をご紹介するものです。
・掲載している設備は、いずれも住宅設備としての仕様です。除菌・抗菌・抗ウイルスの効果を保証するものではありません。
・効果には、設置環境や使用状況による差があります。

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